毎週火曜日の夜にTBS系(熊本ではRKK、11ちゃんねる)でやってるお笑い番組『あらびき団』に、何故か(出るのは素直に嬉しいけど、ぶっちゃけ大人の事情だろ)今年の放送分から堂本剛が出てる。
キュートンっていう、人気?お笑いユニットへの応援歌?を堂本剛が作るみたいな企画?(疑問符多過ぎだろ。疑問は与えても与えられるな)。
で、2011年1月25日火曜日、つまり今日の23:45~24:20分で遂に完成、公開されて堂本剛は退場?
もっと早く触れてればよかった(いや俺この番組普通に見てたんだけど、堂本剛が絡んだからって急に触れるのってなんか、スーハーみたいで嫌だったから。深呼吸か)・・・。
今日の文化放送のラジオ『KinKiKidsどんなもんヤ!(24:45)』では、ゴメスさんが最終回?らしいし、
こりゃあ今日は堂本剛ファンにとっては、2011年1月25日の火曜日だね。
それにしても今夜遂に堂本剛の新曲?披露か、見逃せないね。
『あらびき団』の堂本剛のくだり、今までのおさらいでもするか。
●1月4日(火曜日)放送分
大病を患っている男子小学生ケンタは、株式会社ジャニーズ事務所、本社前にいた。
国民的アイドルグループSMAP(スマップ)のキムタクこと木村拓哉が出て来た。
ケンタは「あっ、あの・・・」と恐る恐る話しかける。
「あ?」見下した目で答える木村拓哉。
「あの、僕・・・お笑いユニット『キュートン』の大ファンなんです!!」
「で?」
「お願いします、彼等のためにテーマソングを作ってください!! キムタクさんが作ったとなれば彼等の知名度も上がると・・・、」
「ふざけんなガキが! ぶっちゃけ、俺の歌声は億単位の金が動くんだぜ?」
取り付く島もないという感じで突っ撥ねる木村拓哉。
「お願いします・・・。お願いします・・・」泣きながら木村拓哉にしがみつくケンタ。
「ぶっちゃけ、しつけえんだよっ!!!!!」と強く突き放し、駆け足で立ち去る木村拓哉。
「うう・・・」泣き崩れるケンタ。
彼はこの前余命一ヶ月と宣告されたので、それまでに自分には何が出来るかと考えた結果、大好きなお笑いユニットの『キュートン』のテーマソングを作ろうと思いついたのだった。
そこで、ジャニーズの中では唯一作詞作曲も出来て話題性も高い木村拓哉を選んだのだが、やはり無理だった。
「諦めないぞ・・・」そこで再び木村拓哉を待ち構えようと座り込むケンタ。
だが、ほどなくして大量の雨が降って来た。
「うう・・・僕は、僕は諦めないぞ・・・」と雨に打たれていると、
「どないしたん? 大丈夫??」
二人組みの男性の一人、小太りな中年が心配そうに傘を差し出す。
もう一人の男性は、「王子様」という形容詞が相応しい、容姿端麗の美男子だった。
「なんでも無いです!! ほっといてください・・・」と声高に叫ぶケンタ。
「よかったら話を聞かせてくれへん?」と、愛に溢れた真っ直ぐな優しい瞳で言って来る小太りの中年。
「・・・実は、」何処か愛嬌のあるその小太りの中年を信じたケンタは、包み隠さず事情を説明した。
「よかったら、俺が作ってもいいかな?」と申し出て来る小太りの中年。
「えっ?」マネージャーなんかに作れるはずがないだろ・・・と思うケンタ。
「電話番号とか教えてくれへん?」
と言って来るので、一縷の望みにすがるケンタは、自分の連絡先を書いた紙を小太りの中年に渡した。
「後日連絡するわ」と、王子様と一緒にジャニーズ事務所に入って行く小太りの中年。
この時のケンタにはまだ知る由も無かった・・・。
彼に傘をくれた小太りの中年こそが、
ジャニーズの中で随一の作詞能力、作曲能力の持ち主だということに・・・。
そして、TOKIOのリーダー、城島茂がやって来た。
「ん? 僕、サイン欲しいのかな?」
「いっ、いっ、いっ、いりません!!!!!!」
慌ててその場を立ち去るケンタ。
「遠慮深い子やなー。本当は欲しくて欲しくてたまらないくせにぃぃぃぃぃぃ」
●1月11日(火曜日)放送分
この前の小太りの中年から電話が来た。
レコーディングスタジオに来て欲しいらしい。
指定のスタジオに向かうケンタ。
この前の王子様と小太りの中年がCDのレコーディングをしていた。
なんとあの二人の正体はジャニーズが誇る人気デュオ、KinKiKidsの堂本剛と堂本光一だった。
普段は、アイドルのオーラが全く感じられないので気付かなかったのだ。
「愛を知るために」「愛を捧げるために」
「僕等は生まれた・・・つよい光さー」
「繋ぎ合わせた今は 一人だけのものじゃない この景色は数々の」
「犠牲を越えた希望の海。愛も求めるものじゃいけない 波へとそっと 捧げていくものなんだ」
「君がいるから(ファミリー)一つになる事 君がいるから(ファミリー) 一つを生きる事 失わない 怖がらない 恥ずかしくも無い」
思わずそれを聴き入っているケンタ。物凄い歌唱力だ。アイドルの領域を超えている。
このCDがなんてタイトルなのかはわからないが、これがリリースされたら日本の歌謡界は大変な事になる。
色んな人に多大なる影響を与える歌だ・・・と、小学生ながら、いや、小学生ですらそう思う程の名曲だったのだ。
「凄い、この人達・・・凄い・・・」素直に感涙するケンタ。
「なんだてめえ!?」NEWSの小山慶一郎が摘み出そうとするが、
「待て小山、俺の友達だ・・・ファミリーだ」剛が制止する。
「あっ、はい・・・」
「どうだった?」NEWSの加藤成亮を無視して、感想をケンタに尋ねる堂本剛。
「すごく・・・。良い歌でした」道下正樹ばりに感想を述べるケンタ。
「じゃあ、僕がキュートンのテーマソングを作ってもいいかな?」
「いいともー!!」思わずそう発言してしまったケンタ。
●1月18日(火曜日)放送分
某喫茶店。遂に、小太りの中年こと堂本剛とキュートンは直接対面を果たしていた
「はぁ? あなたが俺達のテーマソングを作る?」憮然として尋ねるキュートンメンバー。
「そうですけど、駄目ですか?」反問する堂本剛。
「金か? 最近仕事が無いから、後輩達の陰に隠れて目立ってないから、俺達を利用するのか?」
失礼千万だが、ある意味では真っ当な疑問をぶつけて来る。
「なんだとてめぇ!?」
K(亀梨和也)A(愛)T(田口淳之介)-T(田中聖)U(上田竜也)N(中丸雄一)の、今井翼が掴みかかる。
「弘人、よせ・・・!」止めに入る堂本剛。
「でも、夏生さんっ・・・!?」納得が行かない様子の今井翼。
誰にもわからない、狭いネタであった。
「あの少年が、君達を愛していたからだ」ポツリと、テーマソング作成の動機を述べる堂本剛。
「!?」驚く、キュートンのメンバー。
「うう。お願いします・・・」と、自分達のテーマソング作成を依頼するキュートンのメンバー。
●そして今日、1月25日(火曜日)23:45、TBSで放送 遂にテーマソング公開
2011年1月25日火曜日23:45、TBS系にて『あらびき団』が放送された。
そして、堂本剛の歌声が披露された。
・曲名:キュートなポージング 作詞、作曲:堂本剛 歌:堂本剛
「 キュートン キュートな君達は
一度きりの人生なのに ポージングにかける キュートな君達が
キュートン 君達の ポージングが 愛へと変わるのか?
キュートン 君達の 愛が ポージングへと 変わっているのか?
親がさ 気まぐれでさ 子供殺しちゃったのさ
でも君達は ポージング 君達に出来る精一杯のポージング
今日も遠い何処かではさ 飢餓で苦しんでる子供達がいるんだけど
でもポージング 精一杯の出来るポージングを
キュートン 君達のポージングで フェイク(偽者)をぶっ壊せ
キュートン 君達のポージングで 愛を鳴らせ
キュートン 君達のポージングで 夢ぶっ壊して希望掲げろ
キュートン キュートな君達は
一度きりの人生だから ポージングにかけろ
笑われても 怒られても 叱られても 無視されても 愛されても
繰り返さない命なのだから
ポージングに… 」
東野幸治&藤井隆&モト冬樹&3丁目の岸谷さんの息子さん「グスン・・・」
それを見ていたケンタは「ありがとう・・・ありがとう・・・」と安らかな顔で、天に召された。
あらびき団・・・2011年1月25日火曜日の視聴率:1・8%
堂本剛が歌った時の瞬間視聴率・・・0・2%
そして春・・・。
堂本剛は堂本光一と桜を見に来ていた。
「光一さん、桜ってな・・・、」堂本剛が言いかけると、
「桜は、死んだ人の生まれ変わりなんだろ・・・?」遮るように堂本光一が言った。
「・・・ふっ」
そして堂本剛は、静かに歌を唄い出す。
今ここで降りて来た歌を、桜へ、つまりケンタへ向けて・・・。
「 僕らは きっと待ってる 君とまた会える日々を・・・。
さくら並木の道の上で、手を振り・・・叫ぶよ
どんなに苦しい刻も 君は笑っているから
挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ・・・。
霞みゆく景色の中に あの日の歌が聴こえる
さくら さくら 今、咲き誇る 刹那に散りゆく運命と知って・・・ 」
それを、二人の男が見ていた。
森山直太朗&ジャスラック社員「・・・」
森山直太朗「行くぞ」
ジャスラック社員「えっ、でも?」
森山直太朗「聞こえなかったのか? 桜の声が聴こえないのか? 俺達は何もきいてないんだよ!」
ジャスラック社員「はっ、はい・・・」
森山直太朗「さらば友よ。旅立ちの刻・・・。変わらない、その想いを・・・今・・・、」
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