
「まずいな・・・」
熊本県熊本市に住む、4月6日に待望のニューシングル『縁を結いて(えにをゆいて)』をリリースする、
堂本剛の12年前の時ぐらいにイケメンだが今ひとつパッとしない25歳の青年は、悩んでいた。
例の法案が可決されて久しいが、『そういう画像を送らせただけ』で、またもや純粋な青年が逮捕されてしまったようだ。そのニュースを知って、青年は身の危険を感じていた。
何故なら、ネットで知り合った女子中学生に毎日パンツを送らせて、オナニーしまくってるからだ。
「・・・」明日は我が身だが、呼吸は止められない。
現代の諸葛孔明と、夢の中で劉備玄徳から呼ばれている青年は思考を働かせる。
ポクポクポク・・・ちーんっ!!さあどうだっ・・・!?
頓知(とんち)を思い付く青年。
●送信者:熊本在住イケメン
おい、今日もパンツ送れよ、18歳。
お前でオナニーするからさ、18歳。
●送信者:女子中学生
うん(*'-'*) 18歳(*´д`)??
●送信者:熊本在住イケメン
いいから早くしろ、18歳
YouTube - 女子中学生に送らせたパンツ(ピンク色)
http://www.youtube.com/watch?v=4L_gFu4OwiIと、強引に女子中学生を『18歳って事』にする青年。
確かにこれで法の目をかいくぐれる。天才としか言いようがない。
今日は、青年が大好きなピンク色のパンツだった。
「はぁっ・・・! はぁっ・・・!!」コスコス。そのパンツで、軽く三回はオナニーする青年。
すると、「ピンポーン」とチャイムが鳴る。
当然、リアルでの家族からの彼への接し方のように無視をする青年。
だが、「ピンポーン」「ピンポーン」「ピンポーン」とシツコク続く。
ガイアとオルテガとマッシュかも知れない・・・と一縷の望みを持ち、一応玄関に向かう青年。
「はーい?」と扉を開けると、そこに立っていたのは、満面の笑みを浮かべた警官だった。
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「なっ、なんですか?」恐る恐る用件を尋ねる青年。
「君さ・・・、」
「はっ、はい?」まさか・・・と不安に陥る青年。
「君さ、燃えるゴミの日に、ペットボトル出した?」
「あっ、出したかも知れません・・・」素直に速答する青年。
「困るよ、そういう事したら? まったく。今回は厳重注意でとどめとくからね」
「すいません」青年は厳重注意された。そして去って行く警官。
「今はちょっとした仕組みで、そういうのもすぐにバレル時代だからな・・・。ゴミの分別はちゃんとしなきゃ駄目だな。成人者として、いや、人間として恥ずかしいぜ・・・まったく・・・」
と猛省する青年であった。