国民的人気デュオ、KinKiKidsの堂本剛が作詞し、堂本光一が作曲した感動の曲、
『Family~ひとつになること』がまさかの映画化!
今2人が日本国民に伝えたい思いとは……?
才能が終結し、一切の妥協を許さず製作された、日本への挑戦状。
単なるアイドル映画だと思って見たら、怪我をするぞ。
原案:レターラヴ KinKiKids(『Family~ひとつになること』より)
脚本:岡田恵和
監督:堤幸彦
音楽:千住明、堂本剛、堂本光一
協力:モザイクアート『想いのかたまり』に投稿してくださった皆様 株式会社ジャニーズ事務所
主題歌:Family~ひとつになること[Unplugged] 歌:KinKiKids 作詞:堂本剛 作曲:堂本光一
(Kalbumの、通常盤に収録)
●ストーリー(あらすじ)
自殺志願の少年ヒロシは、人生に、人間(ひと)に、地球(ほし)に、未来(じぶん)に絶望し、
毎日ただひたすらと、『自殺サイト』を閲覧して過ごす虚無の人生だった。
ある時そこに書き込まれたURLを開くと、音楽が流れた。
アイドル、KinKiKids(キンキキッズ)の音楽だった。
「なんだ、アイドルの歌かよ……」と呟くヒロシだったのだが、気まぐれで聴いてみる。
しかしそこで感じ取ったのは、音楽、アイドルの域を超えた、
KinKiKids個人の魂、KinKiKids個人の愛、KinKiKids個人の心だった。KinKiKidsの・・・叫びだった。
その音楽のタイトルは、「Family~ひとつになること」という偽善的なタイトルだった。
歌詞も、期待を裏切らず、偽善的なものだった。
「馬鹿馬鹿しい……。もういいよ、こういう歌は」と思うヒロシだったのだが、
何故か何度も何度も聴いてしまう。
「愛を知るために、愛を捧げるため僕らは生まれた」
「つなぎ合せた今は、一人だけのものじゃない。この景色は数々の犠牲を超えた希望の海・・・。
愛も求めるものじゃいけない。波へとそっと、捧げて行くものなんだ・・・」
こんな薄っぺらいメッセージに何かを感じる程の心などは、とっくに捨てたはずなのだが。
しかし一体誰が、なんの目的で、自殺サイトにこんな音楽を貼ったのだろうか?
偶然彼の薄汚い部屋から流れるその音楽を聴いたのは、彼の姉のミカだった。
ひきこもりの弟には無関心を装い、我関せずを貫いているのだが、国民的人気アイドルグループ、SMAP(スマップ)の大ファンだったミカは、それを聴いて何かを思うのだった。
一方、とあるホームレスは、毎日をただ、自動販売機のつり銭口を漁って過ごす人生だった。
とある店の中の自動販売機を漁ろうと店に入ると、
店内では「Family~ひとつになること」が流れていたのだが、彼は気にも留めず、次の徘徊場所へ向かうのだった。
とある少年は、少ない小遣いでやりくりしてキンキキッズの最新アルバムを購入しようと思ったのだが、
3000円の通常盤しか購入することしか出来ず、4900円の初回限定盤も欲しい気持ちを抑えきれず万引きをしてしまうのだが……。購買意欲を煽った犯人は、通常初回商法を考えた犯人は、一体誰なのか……?
「Family~ひとつになること」によって、何かが、何かが変わるかも知れない人々だったのだが、
「現実」はただただ悲惨で、そんなに甘くはなかった・・・。
ただ何も変わらない、現実という名の凄惨な物語が延々と続くのだ……。
●出演
ヒロシ:未定(堂本剛、堂本光一、同席のオーディションにより決定)
ミカ:北乃きい
自殺サイト管理人:レターラヴ(友情出演)
ヒロシの父:赤井英和
少年:加藤清史郎
ホームレス:大杉漣
謎のおっさん:ジャニー喜多川(友情出演)
人々:人々
自殺志願者:自殺志願者
KinKiKids:KinKiKids(本人役)
SMAP:SMAP(本人役。友情出演) TOKIO:TOKIO(本人役。友情出演) V6:V6(本人役。友情出演)
DREAMSCOMETRUE:DREAMSCOMETRUE(本人役。友情出演) 吉田拓郎:吉田拓郎(本人役。友情出演)
山下達郎:山下達郎(本人役。友情出演) 松本隆:松本隆(本人役。友情出演)
堂島孝平:堂島孝平:堂島孝平(本人役。友情出演) 吉田建:吉田建(本人役。友情出演)
織田哲郎:織田哲郎(本人役。友情出演) 秋元康:秋元康(本人役。友情出演)
●キャッチフレーズ
「愛を知るために、愛を捧げるために生まれた……? 寝言は寝て言え」
●コメント
堂本剛・・・
「僕達のライヴで、盲目的に無条件にキャーキャー言って褒めてる人達には、
この作品は見て欲しくないですね。
安易なハッピーエンドや夢はこの作品には詰め込んでいません。
ただただ『現実』を描き、見る側にもレベルを要求しています。
『嘘』と妥協は一切入れていません。入れたくなかったです。
ただ、愛と希望は妥協無く詰め込んでいます。それだけはリアルです。
どうぞ、安易な作品で満足したいなら他の適当な作品を見て満足してください。
毎日が充実していない人、絶望の淵に立って追い詰められてる人達……、
にこそ見て欲しいです。
映画館に足を運ぶのも億劫だと思います。
僕も、とにかく外に出たくない。誰とも会いたくないって時期はありました。
でもそんな経験をした僕だからこそ、救えるのかも知れないんです。
どうぞ、映画館に足を運んでください。
はいこの映画を見た、はい救われる、って事ではないです。それは絶対にないです。
動員人数は稼げないと思うし、稼ごうとは思ってません。
色んな意味で、どうでもいい人達には、見て欲しくないです。
ただ『心がある人』にだけ見て欲しいんです。
痛みを感じる心がある人にだけ」
堂本光一・・・
「言葉はいらないですね」
レターラヴ(企画持ち込み人)・・・
「ダメモトで、僕がずっと暖めてた企画をキンキさんのラジオに送ったんです。
僕が救われた曲、いや、愛の叫び……ファミリーひとつになること……。
一人でも多くの人に、どんな形でもいいから知って欲しかったです。
まさか僕の企画を元に映画化なんて、嬉し過ぎます。
例えるなら、道端で10円拾った時ぐらいに、嬉しいです」
この映画の興行収入は、全額東日本復旧のために募金されます。
●予告動画
映画、『Family~ひとつになること』予告 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=EyRPEEkTT_8&nofeather=True tag : Family~ひとつになることキンキキッズKalbum映画、Family~ひとつになること堂本剛堂本光一愛を知るために、愛を捧げるためにまさかの映画化この景色は数々の犠牲を超えた希望の海愛する人への恋文