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2011年、10月28日(木曜日)。人類滅亡。
2011年、10月28日(木曜日)。
予言によると、人類が滅亡する日、らしい。
「なんて事だ。思い残す事の無いように過ごさねば……」と決意する、熊本県熊本市に住むイケメン青年。
「セブンイレブンで、290円のプリン買ってやる。どうせ世界は終わるんだ……」
「ゲームセンターで、一回200円のクレーンゲームをしてやる……。どうせ世界は終わるんだ」
「意味もないけど、860円も払って熊本県八代市に行ってやるぜ。世界は終わるしな」
「リストカットしてブログに晒すという、天才にしか出来ない所業をしてやる。世界は終わるんだしな」
「ヒトミに、『好きだ。愛してる』ってメール送って思いを打ち明けてやるぜ……世界は終わるんだしな」
「ふう、もう思い残す事はない……。世界が滅亡しても、悔いはない」
2011年、10月29日(金曜日)。
「終わってねえじゃねえか……。どうすんだよ」
ピピ。今になって、返信が来た。
●送信者：ヒトミ
「 死ね キモイ 」
俺の世界は、滅亡した。
「畜生！ 自殺してやる」樹海に向かう俺。
「うぐっ」途中、街中で通り魔に刺された。
「すっ、すいません……。救急車を……」と人々に呼びかけるが、みんな素通りして行く。
「ちょっ、まっ、終わる……。俺の世界が、終わる……てか、誰も助けてくれない世界……か。なるほど……。『人類の心』が滅亡していたのか……」
と意味不明な事を言い残し、死去した
僕等のKinKiKids(キンキキッズ)最後のCDアルバム、11月9日発売。解散なので、ありえない作詞陣が終結。ありがとう、堂本剛。堂本光一……。
キンキキッズ、2年ぶりのCDアルバム『Kalbum』の発売が、2011年11月9日に決定した。
これを最後の活動として、年末ライヴ、年明けのライヴを終えたら、
ジャニーズファン、いや、日本国民から長らく愛されたキンキキッズは解散する……。
堂本剛は主に音楽、堂本光一は主に舞台。お互いにソロの道で頑張る事を決意したのだ。
この最新アルバムに収録されてる曲の作詞陣は、吉田美和(DREAMSCOMETRUE)、
松本隆、吉田拓郎、堂本剛、山下達郎、秋元康、堂島孝平等だ。
正直ありえない。たかがアイドルグループの『一枚の』CDアルバムに、
日本を代表するクリエイター達が終結するとは。
それ以上に、この2人が解散する方がありえないのだが……。
曲名も、「願う以上のこと 祈る以上のこと」や「いのちの最後のひとしずく」や「僕が生まれた日」等、
いかにも「思わせぶり」なタイトルが揃っている。
NEWSでは、山P(山下智久)と錦戸亮が脱退してしまうし、僕等に夢を与えてくれるドリーム企業、
ジャニーズはどうなってしまうのだろうか……。
田中「キンキが解散なんて……。もう生きていけない……」
とある地域(近畿地方)に暮らすキンキキッズの大ファンの田中は、ショックの余り自殺してしまった。
彼は堂本剛と堂本光一を、キンキキッズを愛していたが、キンキキッズは彼を愛していなかったのだ。
彼の死は、地元で小さく取り上げられただけだった。
「キンキキッズのファン、ショックで自殺」と。
当然彼の死が何か世間に影響を与えるはずもないので、CDアルバムは無事発売され、やはり1位を取った。
キンキの大ファンの田中は買わなかったのに、売り上げ1位だった。
キンキの大ファンの田中は買えなかったのに、売り上げ1位だった。
数年後。本格的にソロ活動を開始していた堂本剛は新曲CDを出した。
●曲名：田中 作詞：堂本剛 作曲：堂本光一 歌：堂本剛
「 田中 愛してるんだよ 僕は愛してるんだよ
君が田中でも 田中じゃなくても 愛してるんだよ
君個人を愛してるんだよ 君の名字を 君の名前を愛してるわけじゃない
ただ 君を 君を 君を愛してるんだよ
君が僕達のCDなんて買ってくれなくても 愛してるんだ
事務所的には買って貰わないとマズいけれども…
でも もし 他人から盗んだお金とかだったら 買って欲しくない！！
ありませんよ ジャニーズ総選挙なんてありませんよ
CDなんて買っても握手は出来ないし 投票は出来ませんよ！！
僕達が世に出してる商品が 本当に必要なのかどうか
愛で 愛で考えてみてよ 田中も 田中じゃない人も
事務所がやってることだから 初回通常商法なんて 事務所がやってることなんだ！！
僕達は本当はそんなセコイ商法したくないのに…
届かない 愛の叫び だから君達が 僕等の代わりに唱えてくれ！！
僕達はありとあらゆるしがらみがあって 思う存分の愛を世界に発信出来ないけど
君達は違うだろ！！ 愛を唱えて 真の愛を
愛を戸惑うな 愛を躊躇うな 田中も！ 田中じゃない奴も…
愛を 愛を Iを Iを 愛を…！！ 愛が 愛を知りたくて…愛が！ 愛が…知りたくてっ！！！
愛 」
堂本剛のファンA「誰なんだ？ 田中って……」
堂本剛のファンB「わかんない……わっかんないけど、」
堂本剛のファンC「なんて感動するんだ……。なんて愛に溢れてるんだ……」
tag : KinKiKids解散；；ありがとう、堂本剛、光一；；キンキ最後のCD豪華作詞陣Kalbum願う以上のこと祈る以上のこと僕が産まれた日田中愛をっ！！
今日から10月
「今日から10月だな」
カレンダーに話しかけるが、返事がない；；
「今日から10月だな」
川に話しかけるが、返事がない；；；
「今日から10月だな」
歩道橋に話しかけるが、返事がない；；；；
「今日から10月だな」
空に話しかけるが、返事がない；；；；；
俺「人に話しかけろよ」
俺「だな。って、誰だお前は！？」
人生が
「人生がつまらない……」
ツイッターでもないのに、ブツブツ呟きながら歩いてる少年。
「君、君」
老人が話しかけてくる。
「はいっ……？」面倒臭そうに答える少年。
「人生がつまらないの？」
「はい、まぁっ……」
「でもさ、人生ってのは、人間がこの世で生きる事を言うんだよね？」
「あぁ、はい……」
「じゃあ、人生がつまらない、じゃなくて、ゴミ生がつまらない、じゃないのかな？ かな？？」
的確な指摘だった。
「ちっ、畜生。見てろよ。今に見てろよ。人に戻ってやる」と走り出す少年。
「がんばれ、がんばれ……オジイちゃん」
老人はそう呟き、少年を見届け、何処かへと姿を消すのだった。
「男性自殺者は月曜が最も多く(10万人当たり80.7人)、曜日が進む毎に減っていき、土日が最も少なくなる(それぞれ10万人当たり53.5人、55.3人)これはサザエさん症候群（ブルーマンデー症候群）の影響があると見られる。」自殺 - Wikipediaより
「死にたい……」
コメント：0
「死にたい………」
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「何故だあぁぁ！？ 人が、死にたいって言ってるのに……何故だぁっ！？」
コメント：1
「よしよし＾＾ 次の目標は、コメント100だ」
コメント：0
「なぜだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ」
100年後、寿命で死んだ。
カルピス
9月の上旬。青年は、最寄のスーパーに買い物に訪れた。
するとカルピス、200円セールを行っていた。
「クソっ……なんて勝手な事をっ！！ 夏が終わったからって……安い値段で売るなんて！」
すると、カルピスが、語り掛けてくる。
「 いいんですよ……。僕は、秋でも冬でも、飲んで貰えれば…… 」と。
「カルピスっ！？ 本当に、いいのか……？ 夏じゃないのに……」
「 はい 」
「そうか」
～青年の今日の買い物～
カレールー(こくまろ)
タマネギ
ニンジン
ジャガイモ
豚肉
モヤシ
ヨーグルト
2011年9月1日(木)は、防災の日
「やばい。今日は防災の日じゃないか」
心配性な青年は、ほのぼのレイク○へと向かった。
金を借りる青年。
「よし、これでカンパンを一杯買っとこう。防災防災……」
だが、まだまだ不安だった。
なので次は、消費者金融のアコム○へと向かった。
金を借りる青年。
「よし、これでレトルトカレーを一杯買っとこう。防災防災……」
しかし、まだまだ不安だった。
故に次は、キャッシング・消費者金融のプロミスへと向かった。
金を借りる青年。
「よし、これで、缶詰を一杯買っとこう。防災防災……」
青年は、安堵した。
「ふう……。もういいかな。防災防災」
2001年8月に発売された曲、『secretbase～君がくれたもの～(歌：ZONE)』に「10年後の8月、また出会えるの信じて・・・」って歌詞が・・・、
2001年、8月。
ひきこもりの青年は、ある女の子と約束した。
「10年後の8月、また会おうね」と。
「12000%だよ！！」と女の子は無邪気に答えてくれた。
(ああ、好きだ。表現が逐一可愛い……)青年の胸の鼓動は止まらなかった。
青年は変わった。10年後、その子と会うために、ひきこもりを卒業し、バイトを始めた。
努力は認められ、正社員へと昇給した。
そして、2011年、8月。
彼等が、また会う事はなかった。
何故なら、全ては青年の妄想だったからだ。
今は中年の彼は結婚して、子供を授かり、幸せに暮らしているからだ。
妄想の中の女の子と、会う必要がなくなったからだ。
●主題歌：secretbase～君がくれたもの～ 歌：ZONE
secretbase～君がくれたもの～ 歌：ZONE - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=57LNuo74XZ4&nofeather=True
「 君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望を忘れない……
10年後の8月 また出会えるのを 信じて……
最高の、思い出を…… 」
「男性自殺者は月曜が最も多く(10万人当たり80.7人)、曜日が進む毎に減っていき、土日が最も少なくなる(それぞれ10万人当たり53.5人、55.3人)これはサザエさん症候群（ブルーマンデー症候群）の影響があると見られる。」自殺 - Wikipediaより
ひきこもりの少年は、長いひきこもり生活で精神を病んでいた。
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね……」ブツブツつぶやいている。
ガラッ。
「やあ＾＾」陽気な外国人サムが薄汚い部屋に入って来る。
「……なんだ、お前は」面倒臭そうに尋ねる。
「僕はひきこもりカウンセラーのサム。名字が、サ。名前が、ム、さ」
「ほう。俺を、ひきこもりから救ってくれるのか……？？？」
「それはムリさ」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね……」ブツブツ。
「パソコンがあるじゃないか」サムは、パソコンのデスクトップに視線を向ける。
「最近はパソコンするのも億劫だから放置してるけどさ……」けだるそうに相槌を打つ。
「素晴らしい。どうせならネットで『死ね』を発表するべきだよっ！！」
「どういう事だ……？」怪訝そうに尋ねるひきこもりのゴミクズカス親のすねかじり少年。
「ネットで『死ね』を発表すれば、その『死ね』を見て楽しむ人が生まれる可能性があるだろっ！？」
「まぁな……」陽気な外国人サムの正論。
「でも、この薄汚い部屋で『死ね』って言っても、僕しか楽しめないよ？？？」
「そうか。そういう事か……」
パソコンに近付く少年。
(よしよし、ひきこもり少年の更生、一丁あがり＾＾)
「うおりゃあああああああああああああああああ……！ 死ね死ね死ね死ね…／・」
ひきこもりの少年は、パソコンを、部屋の窓から放り投げたっ！！！！！！！
「えぇぇぇぇえええええっ！？」驚くサム。
